2017(平成29)年度 園芸文化賞
安藤敏夫 | ペチュニアの遺伝資源探索と長年にわたる研究成果は、世界中のペチュニアの育種、ビジネス、普及等に大きな影響を与えた。またセル成型苗の普及や花き取引コードの導入の他、花き産業や花き団体等で指導的役割を担うなど幅広い分野で活躍し、園芸文化の向上と発展に大きく貢献した。 |
杉井明美 | 栽培が中心だった趣味園芸の世界に、美的要素を取り入れた「寄せ植え」の手法を確立し、「飾る」という視点が新たに園芸文化に加わり、特に女性層への園芸の普及拡大につながった。また女性の園芸講師の先駆けとして幅広く活躍するなど、園芸文化の向上と発展に大きく貢献した。 |
村井千里 | 埼玉県園芸試験場在職中に確立したチューリップの開花調節技術は、生産の安定化に大きな功績をもたらした。また退職後から現在まで園芸専門学校で教鞭を執り、さらには地元久喜市において、PR紙で園芸文化を紹介するなど、人材育成や園芸の普及など、園芸文化の向上と発展に大きく貢献した。 |