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園芸文化賞Award

2011(平成23)年度 園芸文化賞

有隅健一  鹿児島大学農学部において、バラ、グラジオラスなどを対象に花色に関する遺伝学的研究、植物分布と系統発生、環境耐性(耐暑性)など多岐にわたり研究され、花き育種の基礎をなす貴重な業績を残された。退官後はJICAの専門家として「アルゼンチン園芸開発計画事業」に4年余り従事。新しい知見を駆使した品種開発はその後も継続されており、我が国の花き産業の振興と園芸文化の発展に大きく貢献された。
鹿毛哲郎  シクラメンの育種を皮切りに花木、果樹、蔬菜と育種は多岐にわたり、育種形態も個人のみならず仲間、グループ、大学など産学協同で行い、新しい植物の表現の形を追求した。また後進の育成、生産者組織の設立、研究開発など対外的活動にも多大に貢献されている。
冨永整  25年前より花蓮の魅力に取りつかれ、以降550種を集め、人工交配や自然交配の種子からの育種を心掛け、およそ300品種を作出した。2008年自作の品種「美薗花蓮園」を出版、168種の原色写真(自撮)にて自費出版した、日本一の蓮マニアでありコレクターである。
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