2006(平成18)年度 園芸文化特別賞
岩佐吉純 | 永年にわたりわが国の種苗業界の中枢として活動し、家庭園芸の普及発展に尽力するなど幅広い活動を行ってきた。とりわけ膨大な古書から紹介する国内外の情報はわが国園芸界に多くの正しい知見をもたらした。社会活動や各種団体においても指導的役割を果たし、就中は当協会副会長としてその功績が甚大である。 |
2006(平成18)年度 園芸文化賞
江尻光一 | 多くの洋蘭名花を作出や講演、執筆などを通してわが国の園芸水準の高さを世界に発信するとともに、世界蘭展総審査長を務めるなど園芸技術の向上を主導している。またNHK「趣味の園芸」出演をはじめ多くのメディアを通して園芸指導に尽力、園芸文化の発展に貢献した。 |
大谷弘 | 一貫して花き流通に関する調査研究に従事し、花き卸売市場および生花小売業に関する研究者として高く評価されている。なかでも卸売市場法に花きを加えるにあたっては多大の貢献をなし、以来農水省の卸売市場審議会の委員のほか、花き産業の全般にわたり指導的役割を果たした。花き流通に関する著書多数。 |
川上幸男 | 大阪で開催の「国際花と緑の博覧会」で花壇用草花苗の生産指導者として起用され、今日みるような花壇用草花苗の隆盛の基礎を築いた。また日本植物園協会副会長に在職中は植物園の活性化、都市緑化植物園の育成などに努め、世界の植物園に対する一般の人々への普及啓発に努めた。 |