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園芸文化賞Award

2004(平成16)年度 園芸文化賞

鈴木昭  ㈱スズキフロリストの社長として経営の傍ら、数多くの生花商関係団体の要職にあって、生花商の組織の強化及び内外との調整に貢献するとともに中央卸売市場・大田市場花き部の実現に寄与し、花きの安定供給に尽力した。またフラワーデザインの重要性からその普及に努めるとともに業界における人材の育成に尽力する。著作、講演などを通じて生花商の社会的地位の向上に寄与した。
田中宏  玉川大学農学部の主任教授として花卉園芸の振興に努め、多くの学生を指導し専門家を育成しました。彼は日本及び西洋の花文化史の研究を行い、著者として執筆するなど、その功績は極めて大きいです。特に、能装束の植物文様の調査を通じて、花や木の種類や形、色の多様性が人間の文化に及ぼす影響について深い関心を持ち、研究を続けました。彼の研究は、北原白秋や永井荷風、ワーズワス、エリス・ピーターズなどの文学作品における植物の描写にも及び、その成果は国際的にも評価されています。
谷口勇  昭和40年日本観葉植物株式会社・西部取引所市場長として就任以来、鉢物市場の発展に努める。さらに中央卸売市場・大田市場入場に際しては切花と鉢花を扱う市場の創出に尽力した。またリターナブルな流通容器の導入普及にも努め、さらに花き流通の各種システムの開発導入にも尽くし、業界全体へ発展させた。いっぽう生産技術の向上、消費宣伝や啓蒙活動にも広く関わる。また花き流通及び園芸関係団体の役員として永年にわたり活躍し、園芸文化の発展に大きく貢献した。
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