2002(平成14)年度 園芸文化賞
猪股正夫 | グランドカバープランツの生産と利用面で活躍され、なかでもアイビーの栽培、利用の研究と品種の収集保存に力を尽す。趣味の家庭園芸愛好家にたいし雑誌、テレビなどで指導的役割を果たされた。また、長年にわたり園芸文化協会の理事、常務理事を勤められ協会の発展と園芸文化の発展向上に貢献された。 |
松永一 | 幼少期から花に親しみ、戦後の熊本での育種活動を通じて、プリムラや肥後ポリアン、バラ咲きプリムラなどの改良に大きな成果を挙げられました。独自の交配選抜により、数々の品種を生み出し、鉢物の生産振興と発展に尽力されました。また、育種の道を一筋に歩み、試行錯誤を重ねながらも花の美しさと力に畏敬の念を抱き、園芸文化の発展に大きく貢献されました。 |
横井政人 | 千葉大学教授として長年にわたり後進の指導育成に尽力され、花色素や斑入り植物の研究において数多くの業績を挙げられました。カラーリーフプランツや植物色素の分野での貴重な研究成果に加え、海外園芸植物の調査・導入に尽力され、園芸文化の発展に大きく貢献されました。横井氏は、地道な研究と努力を重ね、その成果は今後の園芸分野の発展に寄与することが期待されています。 |