1998(平成10)年度 園芸文化賞
早川辰雄 | 父早川一郎氏の経営する「早川園芸」を継ぎ、昭和41年からシクラメン栽培を手掛ける。後、シクラメン、プリムラ・ポリアンタ、ニューギニア・インパチェンス等、育種に心がけ大きな成果を得た。一方昭和30年代前半から花き園芸を目指す若者を研修生として受入れ、全国へ送り出した。その数150名以上で今日早川会を組織し、花き産業界では重きをなしている。昭和41年「農事組合法人早川園芸」と改名、現在代表者である。生産技術、育種に対する感性、経営能力の三位一体が、絶妙のバランスの取れた園芸家である。後継者(ご長男)も育っている。 |
松居謙次 | 永年にわたりサボテン・多肉食物の研究に専念し、特に導入品種の同定などにつとめ、園芸大辞典にその成果を発表された他、公共機関、趣味団体の指導者として園芸文化の向上に尽くされた。服部緑地サボテン公園副園長、日本多肉食物研究会会長、日本カクタス協会常任理事、日本多肉食物の会関西支部副部長、神戸カクタスクラブ顧問等を歴任。 |