園芸文化協会　園芸文化賞

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園芸文化賞Award

阿部定夫	農林省園芸試験場に花き研究会を設置後、地方農試の担当者による全国会議を開催され、それが花き部門の新設・増員を招き花き産業の発展につながった。東京農業大学では花きの研究と学生の指導に尽力され、以後も当協会をはじめ各種関係団体のリーダーとして業界の発展に寄与された。

唐沢耕司	広島市植物公園の建設事務所長として中心的な役割を果たされ、以後公園の維持発展に尽力された。その間ラン科植物の原種の研究家として広く世界を巡り調査された結果を「世界の野生蘭」なる大著にまとめられるなど園芸文化の向上に大きく貢献された。
鶴島久男	都立農芸高校の花き担当教諭として、農業後継者の育成に努力を傾注され、また東京農試花き研究員として鉢物・花壇苗生産技術の開発研究で多大の成果を上げられると共に、テレビ放送等を通じて園芸の普及と花き消費の拡大を図られるなど功績大である。
和田貞次	平成2年に大阪市で開かれた「国際花と緑の博覧会」実現のため、「国際園芸博覧会協会」の日本代表として精力的に活動され、また同博覧会の開催にあたっては主催者である博覧会協会の副会長として中心的な役割を果たし見事に成功させられた。これを契機として今日の花と緑の普及に貢献された功績は大である。