「園芸文化賞」・「園芸文化特別賞」・「小松崎文化賞」について
「園芸文化賞」「園芸文化特別賞」は、わが国の園芸文化の発展向上に貢献された個人および団体の功績を讃えるとともに、永く伝えていくことを目的に、協会創立から30 余年を経た1977(昭和52)年に創設されました。その後「ガーデンライフ」の初代編集長 小松崎英男氏からの基金と意思にもとづき、すぐれた著作物を発表された個人および団体に対し表彰する「小松崎賞(現小松崎園芸文化賞)」も創設されました。
園芸文化の普及発展と向上に人生を捧げた方々と、その方々のご功績を皆さまのご記憶にとめていただければ幸いです。
[各賞について]
◆ 園芸文化賞
以下に掲げる業績著しい個人または団体に対し表彰
・植物新種の発見、導入や品種改良に努力しすぐれた業績をあげた。
・園芸関係の研究や実験によって育種、生産、流通、利用に関する理論を体系づけ新しい技術を確立した。
・園芸関係の器具、資材、肥料、農薬等の開発、改良、普及に貢献した。
・貴重な植物の原種や園芸品種、伝統作物などを栽培保存して、園芸業界の発展と自然環境保護に貢献した。
・各種の園芸団体の育成、発展に尽力し、ひいては園芸文化の向上に寄与した。
・園芸の普及に努め、業界の地位向上と消費拡大に貢献し、ひいては園芸文化の向上に寄与した。
・永く園芸の生産、販売、流通に努め、業界の市場拡大に著しく貢献し、ひいては園芸の文化向上に寄与した。
・永く園芸福祉の活動に努め、社会への多大な貢献をした。
・その他、園芸文化の発展に貢献し、大きな功績があった。
◆ 園芸文化特別賞
園芸文化の向上発展に貢献し、分野を越えて上記に掲げる業績が特別に顕著であったと認められる個人または団体に対し表彰。
◆ 小松崎園芸文化賞
園芸関連の新しく発表された作品等著作物のうち、特に優秀と認められるものを発表することにより、または情報媒体を有効活用することにより、園芸文化の発展に貢献した個人または団体に対し表彰。
・著作物については選考時以前3 年間に公表されたものとする。
・小松崎園芸文化賞表彰者は原則として重複受賞はしないものとするが、団体については重複受賞もあるものとする。
[表彰選考会審査員]
大場秀章 東京大学名誉教授/東京大学総合研究博物館特招研究員
柴田道夫 東京大学名誉教授/元園芸学会会長
本間和枝 公益財団法人宇治市公園公社 顧問/元宇治市植物公園園長
三位正洋 千葉大学名誉教授
森 弦一 (株)ウッズプレス代表取締役/リンネ協会(The LINNEAN SOCIETY of London )フェロー
(50 音順敬称略・職名は令和6 年12 月現在)