「名古屋城木造再建の会」主催の「花開く江戸の園芸文化」を後援しました。
2月28日(土)、3月1日(日)、2日続けて名古屋で開催された2つのイベントに後援・共催いたしました。
「名古屋城木造再建の会」主催にて、2026年2月28日に「花開く江戸の園芸文化」をテーマに名古屋市内で講演を行いました。江戸から名古屋へと連なる園芸文化の豊かな広がりを、浮世絵・名所図会・古典文学・園芸史料を通して紹介しました。森玉僊による『名古屋名所団扇絵』や『尾張名所図絵』を中心に、桜天神の植木市、堀川の桜並木、大高菜や中根村の萩など、当時の名古屋の風景と園芸の営みを描いた作品を取り上げ、地域に根づく植物文化の奥行きをお伝えしました。
また、名古屋発祥の「盆養切込みづくり大輪朝顔」や、江戸の梅文化、吉原の桜など、季節の花を愛でる江戸庶民の感性にも触れ、園芸が生活文化として息づいていた様子を紹介しました。さらに、ロバート・フォーチュンの「江戸と北京」の記録や広重の浮世絵に大きな影響を受けたゴッホ《Flowering Plum Orchard》など、海外から見た日本の花文化にも言及し、江戸園芸が世界に与えた影響を概観しました。ご来場の皆さまからは、名古屋の歴史と園芸文化の結びつきに新たな発見があったとの声を多くいただきました。
今回の講演会は名古屋中心地にあるレストランの2階が会場で、講演会後はそのまま食事会となりました。アットホームな雰囲気の中、会話も弾み、和やかな時間が流れました。さらに、予想外のゲスト(お名前は伏せておきます)の登場で盛り上がり、思い出に残る会となりました。
(小笠原誓)



